プログラムを通した出会いが受講者にとって刺激になるだろうと思い、参加しました。活躍を期待されている地元の女性たちが何を考え、何を発言し、どういう行動をしているか体感できる場になると同時に、若い女性社員を支える立場として、生き方の参考になる人との出会いに期待しました。

　他の受講者の取り組みを見て思うところがあったのでしょう。社内ワークショップを企画したり、目標設定が具体的になったりと実践の意欲を感じます。クリエイティブな人材育成が会社のテーマ。「自分が育てた人」が「次の人を育てる」というステージにシフトしてほしいと期待しています。
　
　当社は設計と教育部門があり、会社全体の男女比はほぼ半々です。どちらの分野でも女性の力が必要です。たとえば設計の図面のチェック一つとっても女性と男性では目線が違う。それは普段の生活で見ているところが違うからです。双方の意見が入っている方がプラスになることは間違いありません。まだまだ家事や育児の負担が女性に偏る中、女性社員が多いことで、育児休業などにともなう欠員やキャリアのブランクをどう埋めるのかという課題はあります。受講者を中心に、一つずつ課題の解決に取り組んでいます。