社員の約65％が女性で、女性活躍を中心としたダイバーシティ推進に取り組んでいます。2019年度には「女性が輝く先進企業表彰」で「内閣府特命担当大臣（男女共同参画表彰）」を受賞しました。一方、女性社員の勤続年数は男性に比べて短く、管理職候補層を増やす必要があります。2020年4月時点の課長代理職以上の女性比率は20％。2023年4月までに30％超とすることが目標です。

　成長へのチャレンジを後押しするために、研修を拡充したり、女性が一歩踏み出せる風土づくりや多様なリーダー像を示したりしています。女性社員にも価値観をしっかり持ってもらい、ワークライフをデザインする力を養ってほしいと考えています。

　受講者はめざすリーダーの姿がより明確になり、職場でのコミュニケーションや傾聴を意識するようになりました。業務の効率化にも積極的で、職場全体が活性化したと感じます。東北6県から選抜した女性社員18名が対象の「東北本部女性リーダー研修」の場を活用し、プログラムの成果を他のリーダーたちにもフィードバックしてくれました。これからも、社員一人ひとりがいきいきと主体的に生産性高く働くことで、持続的成長を果たし、社会との共通価値を創造し続ける企業をめざしています。