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2016年度 参加企業の声  株式会社七十七銀行

地域価値の向上に全行員が全力で取り組む

阿久津 康子 氏
人事部ダイバーシティ推進室長

 弊行では、かねてから女性の活躍推進を含むダイバーシティ推進を重要な経営施策の一つと位置づけて取り組んでいます。

 2016年6月には、3段階目の「えるぼし」認定を宮城県内の企業で初めて取得し、2016年10月には、役員・管理職による「イクボス宣言」を実施いたしました。

 さらに2017年1月には、女性に限定せず多様な意見を施策に反映させる観点から、様々な職位や年代で構成される「ダイバーシティ推進ワーキンググループ」を設置し、個々人の能力を最大限に発揮して活躍できる環境の実現に向けて取り組んでいます。

 また、午後7時以降の時間外勤務を原則禁止とする等の「働き方改革」にも積極的に取り組んでおり、営業店ごとの時間外勤務削減の達成率や好事例策などを「人事部ニュース」として発信し、行員への意識付けを行っています。

 その他、ダイバーシティの推進に向けて、多くの行員が自主参加する、様々な休日セミナーを開催しておりますが、女性行員と管理職が、キャリア開発およびマネジメント力強化についての講義をそれぞれ受講した後に、合同でグループディスカッションを行うセミナーが好評です。上司の考え、部下の考えを知ることで、コミュニケーションの活性化に繋がっています。

 今年は、ダイバーシティの推進に向けた取組みを全行的に広げていくため、イクボスや女性等の活躍推進について、宮城県内各地域の行員と「ダイバーシティ推進ワーキンググループ」のメンバーによる意見交換会を開催したいと考えています。

 当行では、本プログラムへの参加によってマネジメント力を鍛えた女性行員が管理職に就き、次々と現場で輝き始めています。

仙台女性リーダー・トレーニング・
プログラム

受講者
Y.Yさん
リーダーとしての「軸」
「自分らしさ」と「他人らしさ」
受講しての成果
このプログラムで学んだことは、「強み」が人・組織の魅力を何倍にも高める可能性を秘めていることでした。私の持つ社交性や包含という強みを活用し、上司を巻き込みながら、部下の「強み」を見出し、愛情を持って育み、一人ひとりを唯一無二の存在と認め、自分と部下やチーム、そして当行の魅力を高めていく、そんなリーダーを目指していきます。

取材日2017年3月16日

問い合わせ

公益財団法人せんだい男女共同参画財団 エル・ソーラ仙台 管理事業課
電話番号:022-268-8044

【主催】仙台市・公益財団法人せんだい男女共同参画財団
【後援】一般社団法人仙台経済同友会 一般社団法人宮城県経営者協会 株式会社七十七銀行 
株式会社日本政策金融公庫仙台支店 仙台商工会議所 東北経済産業局 宮城県中小企業団体中央会 宮城労働局
(仙台市働く女性の活躍推進協議会 構成団体/五十音順)