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2016年度 参加企業の声  株式会社あいあーる

互いに信頼し多様性の意識を共有できる輪を広げていく

菊地 隼 氏
代表取締役社長

 当社は今回、女性だけで構成された部署の担当者を受講生として送り出しました。トレーニングを重ねるにつれて、女性の中の多様性を理解しようとする動きが増し、スタッフそれぞれの悩みや意向を具体的に吸い上げることができるようになりました。今年3月から「短時間勤務制度」の利用期間を延長し、徐々に『働き方』の領域に着目した動きを他部門にも対応させて、魅力ある職場環境づくりに繋げたいと考えています。

 受講を継続した効果としては、女性活躍を推進する発信力が社内で強まったことが挙げられます。昨秋から、冠婚部門の女性スタッフを対象に「パレスの未来プロジェクト」と称した学びの場を設け、受講したプログラムを当社なりに発展させて毎月1~2回程度実施しています。これをきっかけとして、多様性を理解し合える関係性の輪を社内で徐々に広げていきたいと思います。

 私自身、子育ての経験が多様性を理解する上で大いに役立っています。特に子どもの病気による急な呼び出しや、それに合わせた仕事のリスケジューリングなど、仕事と育児の両面で時間や環境を調整することの大変さを実感し、子育て中のスタッフへの理解につながりました。

 皆が納得して仕事に取り組める環境整備やサポート体制をとるためにも、社内全体で互いに信頼をもって本音で話し合える習慣をつくり、ひいてはお客様により良いサービスを提供する環境をつくることに繋げていきます。

仙台女性リーダー・トレーニング・
プログラム

受講者
Y.Sさん
リーダーとしての「軸」
可能性
受講しての成果
多様な人材を活かすためのコミュニケーションスキルとして、やる気を引き出す「聴く力」、考えを引き出す「質問する力」を身につけ、メンバーの本来持っている力を引き出していき、自ら考え行動するメンバーを育てて参ります。
また私自身のアカンタビリティを高め、メンバーが自信につながるような教育システムの構築に取り組んで参ります。

取材日2017年2月23日

問い合わせ

公益財団法人せんだい男女共同参画財団 エル・ソーラ仙台 管理事業課
電話番号:022-268-8044

【主催】仙台市・公益財団法人せんだい男女共同参画財団
【後援】一般社団法人仙台経済同友会 一般社団法人宮城県経営者協会 株式会社七十七銀行 
株式会社日本政策金融公庫仙台支店 仙台商工会議所 東北経済産業局 宮城県中小企業団体中央会 宮城労働局
(仙台市働く女性の活躍推進協議会 構成団体/五十音順)