ネパールの山奥の村の暮らし―電気も水道もガスも、便利なものがない暮らしの中で生きている村人たちから人としての豊かさを学び、日本の私たちの暮らしをみつめなおす。日本とネパールの山奥の村々との関わり合いを通して、村人たちの医療・教育・生活環境改善のための、私たちにできることは何かを考えあう。 大きくは地球規模の平和な社会をめざしたい。

毎年7月第1土曜日に、ネパール・東パルパに17年間暮らし単身、村のために支援活動をしているOKバジ（垣見一雅氏）を招き、講演活動をしている。また、OKバジの紹介で年間5ヶ月、サチコール村で暮らす保育士・桜井ひろ子の活動を支援している。 OKバジの活動は、自給自足に近い、自然環境の厳しい中で暮らす村人や子どもの命を守ることが先決問題で、水の支援、医療支援、生活自立支援、教育支援などを、村人と話し合い村人たちが主体となって自立をめざせるような、心の村落開発ともいえる活動である。日本から寄せられる支援金は、一切諸経費が引かれることなく丸ごと村のために使われることが特徴。 桜井ひろ子は子どもたちのための絵本文庫建設活動や、日本の人たちへ村の様子を伝えるために、写真展や、講演活動などを行っている。それらの活動を会として、主催・共催している。