社内にも取引先にも男性が多い製造業ですが、当社の女性社員は、ここ10年で約2割に増えました。子会社では女性従業員が8割で、製造部門の管理部長も女性です。今後は、女性の職種を広げて制度を整え、技術職の女性も採用していきたいと考えています。

 受講者は、会議で皆の発言を促すなど、社内のコミュニケーションを活性化させるキーパーソンとなっています。これからは製造業でも、黙々と仕事をこなすだけでなく、社内外でいかにコミュニケーションをとっていくかが重要。人と会って話す、一歩踏み出すという経験を積むことが、その社員の変化や成長につながると考えるからです。人の成長は会社の成長につながります。男女問わず、行きたい研修には積極的に参加するよう呼び掛けています。

 女性社員にも、臆することなく前へ出ていく意識をさらに持ってほしいです。もともと責任感があって正確に仕事をやり遂げる女性が多いと感じています。海外の取引先等さまざまな顧客への適切なアプローチで、確実に営業効果をあげてくれている彼女たち。責任のある仕事をどんどん任せていきます。